8月23日(火)に、佐野市教育委員会主催の「第2回不登校支援フォーラム」に参加しました。
20名ほどの方が参加されていました。
前半は、中学時代に不登校を経験した大学生と高校生が登壇し、司会者の方や参加者の方からの質問に応える形で体験談を話してくださいました。
不登校を経験した当人のお話を聞ける機会はとても貴重だと思います。
参加された方が、「不登校の子がいて現状がとても不安だが、お二人の話している様子を見て勇気づけられた。焦らずゆっくり過ごしてみようと思う」というお話をされていました。
お二人のお話で特に印象に残ったのは、
「しっかりと話を聞いてくれる人の存在が大切」
「不登校の原因は本人でもうまく言語化できない」
「乗り越えるためには長い時間が必要」
というお話です。
これからフリースクールを運営するにあたって、大切にしたい心構えを教えていただきました。
後半は、参加者同士のグループシェアをしました。
それぞれのご家庭のお話を聞かせていただき、改めて感じたのは、「不登校」といっても、それぞれのお子さんで状況が違う、ということでした。10人いれば10通りの対応が必要で、一人ひとりの個性に向き合いながら、ご家族の方は日々ご苦労を重ねていらっしゃるんだな、と思いました。
佐野市教育委員会主催の不登校フォーラムは、今後も開催される予定です。
- 第3回 令和4年11月8日(火)
- 第4回 令和5年2月7日(火)
詳細は開催1ヶ月前までに佐野市教育センターのWebページに案内が出るそうです。
佐野市以外からも参加されていた方がいらっしゃいました。
不登校について話を聞く、話を聞いてもらう良い機会だと思います。